2日目の朝 熊本駅で集合し西山先生引率の一日ツアーが始まる。
大阪からでは8時熊本駅前集合が間に合わないので前泊した。
まずは熊本県北部にある『慈観庵』さんにて護摩焚きとランチ。
今回アメリカから弟子を連れてこられた伊藤先生も合流、護摩焚きとランチ組と分かれて行動した。

私は伊藤先生の外人弟子と一緒の班に。
コチラのランチは無農薬の手作りでとても美味しかった。


ランチ後 護摩焚きへ


般若心経を唱えながら3人ずつ全員が護摩を焚かせてもらった。
その間 宇宙の真理についてのお話をされていて 質問にも応えてくれ、独特な空間で時間の流れを楽しみ味わった。

西山先生と住職?さんと3人で。
住職さんはイギリス人。高野山で修業し、弓道にも秀でているそう。
愛日家のようだ。
今回訪れた人の多くが護摩焚きで「日本が良くなるように」と願いを書いていたのに 驚き感動した 、
そういうことを書く人が少ないから と、 後で西山さんにお聞きした。

次は車を走らせ 日本刀の研磨をされてるところを訪問、実際に研いでいるところを見学させてもらった。



刀の刀文の違いや研ぐ道具、やり方などを至近距離で見せてもらった。
この手作業の凄さにはただただ感服した。
最後は『四郎国光』さんで日本刀と鍛冶場見学
まずは2種の日本刀を持たせてもらい、その後質問タイム。
外国の方の方が日本刀にとても興味がありいろいろ質問を投げかけていた。
聞くと熊本に来る前、京都でも日本刀にまつわるところを見学してきたそうだ。

その後 鍛冶場を見学させてもらい説明をきく。

今は日本刀の注文はなかなかないので、包丁や農耕機器も作っているそう。
入口で販売用の包丁がならんでいた。
インターネットでも販売しているがここでなら安く買えるとのこと。
せっかくなので自分用の包丁が欲しいと思い、皆の質問が長く ツアー終了時間をけっこう過ぎていたので、
鍛冶場の説明・質問の場を抜けて、妻に電話で相談し出刃包丁と一般用のと2丁購入した。

私が購入した直後 説明が終わり皆がこちらに来て 私を見て「包丁買いたい!」となり、各々包丁を選び始めた。。
先生も少し困惑されていたが「商売の邪魔したらいけんし」「皆も熱心に見学してるから」と待たれていた。
次の最終見学地の昔の刀鍛冶場は歩いて10分弱、私たちは皆が早く動くように先に歩き出した。


ここでは昔ながらの鍛冶場だそうで今は祭りなどイベントの時だけ使用しているらしい。
その後 熊本駅まで先生に車で送ってもらう途中 お勧めのうどん屋で夕食を食べ20時過ぎに駅前で解散した。
先生夫妻はその後 レンタカーを返し、真剣ので巻藁切り用の巻藁を作られるらしい。
遅くまで ありがとうございます。
私は夕方以降 予定時刻を大幅に過ぎてることにヤキモキしていた。いつもの癖で大丈夫かなと。
主催者ではないのだから あまり心配せずにできることをやりながらその時間を楽しめばいいと省みた。
車中、西山先生、伊藤先生 たくさん話し笑った。伊藤先生は本当におもしろく爆笑の連続だった。
充実した1日に感謝。