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執行草舟氏 イシキカイカク大学講義 「毒を食らえ」を受講して

「毒を食らえ」

定義:
毒とは我々の肉体・精神そして人生を痛めつける遺物(異相)のことである。
食らうとは それを如何にして消化、吸収し自己かするかということ。

痛手を活力に変換する過程
毒から逃げれば日常性の人生しかない苦労していない人間は大成しない
理不尽が人を育てる
本当の恋は苦しいだけ 毒として人を成長させる
効用:
毒を自己化することによって、我々は無限に向かう生命力を得ることが出来る。
それによって我々は他者(未来も含む)の中に受け継がれる永遠の命(詩)を得る。
⇒ 毒の生命的共振作用による。

毒の消化吸収過程が人類共通の「魂の共感作用」(=真の絆)を生むことによる。
魂の共感とその運命の文学が、ギリシャ悲劇である。
「人間は苦しみによって英知を学ぶのだ」 アイスキュロス
文明の初期に、人間は毒の効用を謳っている。

そして 損得ではなく 信じることの為にバカなことができるのが武士道(毒を喰らう思想)
であり、偉大な文明国、人である。

 

※2時間弱の講演を視聴して

文明社会が創り出した毒は「不合理」として存在する。
その社会が創り出した不条理・不合理を楽しむ。 毒を食らうとは好きになること。
それが己自身を強くし、科学的(客観的俯瞰的視点)になる。
そしてこの世を愛し、この世に命を投げ出す覚悟ができる。

世の中をみる視点が変わりました。

世を憂うのではなく、この世に命を燃やす価値を見いだし 役割を全うし、
その過程を楽しむ。
不合理なことに腹を立てることが減りそうです。

そして亡き父への見方が変わりました。
たしかに今の私があるのは父のおかげです。

以前から頭ではわかっていたのですが、今回 肚に落ちた気がしました。

全ては天にうまく導いてもらっている、そしてそれが最近 加速している
そのように感じることが増えています。

ありがたい境遇に感謝です。

この記事を書いた人

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