今回の宿は宿坊とよばれる 僧侶や参拝者のためにつくられた宿泊施設になっているお寺。
高野山は宿坊が多いが 楽天トラベルでかなりな好評価だった別格本山一乗院。
17時までにチェックインしてくださいと言われ ちょっと急いで17時前に到着。
便のいいとこにあるのでよかった。
一乗院 入口
丁寧でいて毅然とした対応に 軽くとまどいながら 夕食がはじまる。
ここはお寺なので?夕食が早く 17時半開始のみ。 朝食も7時半 と決まっていた。(と思う)
風呂・外出は22時まで、部屋にあるTVも23時までと決められている。
すごいなと思いながら 悪い気はしない。朝早く置きたかったので 夜早めに静かになるのは歓迎だ。
食後 寺内を見学。
昔は大名が泊まった上段の間などもあり 狩野派のふすまなど 当時の面影が残っています。
次の日は6時半に起床。本堂での勤行の見学に参加。
ちゃんと椅子を用意され 宿泊客が万事 きもちよく滞在できるよう整えられています。
(風呂もトイレも 普通のホテルや旅館よりレベルが上)
部屋にもどると朝食の準備が。布団の出し入れなど 手際よくきびきびと為されていきます。
歩いて金剛峯寺へ。
真言宗 総本山として有名だが 豊臣秀吉にもゆかりが深く、また元々高野山の神を祭っていた?
お寺と明治に合併したので 家紋が2つあるそうです。
正面入り口から出入り出来るのは 天皇・皇族・高野山重職 のみで 他は右にあるくぐり戸から
出入りしていたそうです。
境内の庭・蟠龍庭(ばんりゅうてい)
国内最大級の大きさ。 石庭には左右 1対の龍が奥殿を守るように表現されている。
下の写真にある花崗岩(お大師様生誕の四国産)が雌の龍を表している。
豊臣秀次 切腹の間の外側になる襖
台所の風景。
なんだか懐かしい臭いがする。
下の棚は 食物保管庫。 棚の上部に和紙を張って ねずみの侵入を防ぐそうです。
上手く考えられてますね。
次は 大門へ。