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茶道体験会(立札:低いテーブルと椅子の茶会)催しました

「日本人の食卓・暮らしを考える~低いテーブルと椅子の体験会」イベントの一環である茶道体験会を4/26(土)に催しました。

初めて人前でお茶をたてましたが 楽しめました。
午前・午後ともおかげさまで満席(キャンセルで1人欠員)、参加いただいた方 ありがとうございました。


今回イベントを開催するにあたり、この低さを体感してもらおうと 立礼のお茶会(テーブルお茶会)を企画しました。

この低いテーブル・椅子の高さを1970年代から提唱していた工業デザイナー秋岡芳夫氏によると、低いのではなく 元々の暮らしである畳の高さからここまで座る位置を、テーブルはちゃぶ台からこの高さまで上げたそうです。
実際 明治になって外国人をもてなすために考案された立礼のテーブルの高さも近しい高さだと話されてました。
日本のようにお鍋や器を持ち上げて食するにはテーブルは低めの方が使いやすいのですね。
 

日本文化をほぼ網羅している茶道、私が興味を持ち習い始めたのはそのためでもあるのですが、
1つ1つの動作に意味があったり、姿勢や歩き方、美しい動きの仕方など、全然できてはいませんが、そういうのも教わって できるよう努めています。

縁のある人に気軽に体験してもらいたいと思っていたので、来てもらえてよかったです。


モノモノ代表の菅村氏の「ハンドショッピングの勧め」も自身の身体にあったものを選ぶ。
昔からあるお膳の横幅は肩幅以下で運ぶ時に廊下ですれ違っても邪魔にならない寸法、廊下もそれを想定した幅で作られている、等からお箸やお茶碗が各個人の大きさに応じてサイズ違いが作られている、モノを選ぶときはそれを考慮しさわり心地など五感を使って選ぶことが大切と話されました。
椅子も身体を預ける大切なアイテム。靴と同様 身体に合うものを選ぶのが大切ですね。


今回 日本人デザイナーの厳選された低座のチェア4種を展示、お茶会終了後皆さん 4種の椅子の座り比べを楽しまれ、思った以上に座り心地が良いのに驚かれていました。

「日本人の食卓・暮らしを考える~低いテーブルと椅子の体験会」 5/11まで開催しています。

お師匠さん手作りの花おはぎ KIHARAの豆皿にのせて

様々な長さ・太さがあるお箸と夫婦茶碗。身体尺度の観点から作られている

お師匠さんからお借りした茶道具 四天王寺など当店近くの古地図がデザインされている

高校同窓会で出会った同級生が参加してくれました。ありがとう。

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