「“狙うは中小企業”~サイバー攻撃 最前線~」に
大阪マルキン家具のサイバーセキュリティをお願いしている
株式会社CISO代表取締役 那須慎二氏がコメンテーターとして 生出演されました。
世界的にサイバーテロが増えてますが、日本では グーグル翻訳の発達で言葉の壁がなくなり
外国人ハッカーが容易に内容が把握できるようになった、
情報の資産価値が高いのに日本人のセキュリティ意識が低く侵入がたやすいという理由で
特に狙われ、被害が増えているそうです。
私がネットで調べたところでは
2014年にはネットワークの不正送金被害が激増し、日本国内だけで年間29億円超の被害が
発生。
2016年からは身代金ウイルスが激増、簡単に作れてランダムにばらまけるため、
大手や官公庁だけでなく 中小企業の被害もかなり増加。
中小企業ではサイバー被害を受けたことすら気づかないケースも多く、
また被害が発覚しても 対策方法がわからない、被害を発表したところで取引に悪影響がでる、
風評被害がでてマイナスになるという不安から発表しない会社もあり、実態は数字以上で
正確に把握することは難しいそうです。
NHKの番組では
・ハッカーは、大企業かどうかより 侵入のしやすさが狙いをつける重要なポイント
・中小企業を足がかりに関連する大企業を狙うサプライチェーン攻撃が増加している
実際にドイツの関連企業から3時間ほどで全グループにサイバー被害が拡大した日立が
取り上げられていました。
またネットで盗まれた情報を売買する闇市場がネット上で存在し、奪われた個人情報などの
機密情報がリアルに値段がつけられてる様が映されてました。
対策として番組ではUTMが紹介されていましたが、
那須さんはUTMだけではなく複数を使用する多層防御が重要だと
そして 予算を抑えるために、重点的に守るところを決めることも大切だと 説かれてます。
それと番組の最後で那須さんが説明された 情報処理推進機構が推進している
「情報セキュリティ5カ条」を紹介します。
1 OSやソフトウェアを常に最新の状態にしておく
2 ウイルス対策ソフトの導入
3 パスワードの強化
4 共有設定の見直し
5 脅威や攻撃の手口を知る
那須さんを講師に招いて社内セミナーを開催。
スタッフ達の意識を高めるとともに現状把握と正しい知識を学んでもらいました。
大阪マルキン家具では 今年の夏から那須さんを招いて セキュリティ強化を施しました。
世間によく出ている高額なものと違い、我々でも導入しやすい価格で世界水準を
備えています。
私も以前からサイバーセキュリティ強化を考えていたのですが、信頼できる人・モノがなく
行動を起こせませんでした。
(偽UTM等を高額で売りつける悪徳業者も増えているそうです。
昔の「電気代が安くなる」詐欺会社のようですね)
ただ以前から考えていたおかげで、那須さんに出会えた時 即行動に移せたのだと思います。
「備えあれば憂いなし」
「愚者は成事に闇く、智者は未萌に見る」
被害に遭う前に対策を施したいものです。
那須さんの素晴らしいのは、日本を支えてるのは中小企業、
彼らこそ守らなければならない、日本の中小企業を守るのが自分の使命と、
大手含め様々なヘッドハンティングを断り、自ら独立し会社を設立、
情報漏洩を防ぐソフトも 開発されました。
NHK番組での紹介でも
「中小企業専門のセキュリティ会社を経営。全国各地でセミナーを開催」
と紹介されています。
そのため 彼の開発したソフトやセキュリティシステムは 中小企業が導入しやすいよう、
他社に比べ、かなり格安で提供してくれています。
私も彼の志に 大いに共感しました。
優れたシステムが世に広がるお手伝いをしたいと行動しています。