先日 家族旅行で篠山へ。
妻がみつけた料理旅館近又で牡丹鍋ランチ。
老舗の雰囲気のいい個室で美味しい食事をいただきました。
聞けば1609年創業。篠山城築城と同時期だそうです。
鍋の出汁は濃いのにしつこくなく、つい飲んでしまう美味しさで、
半熟卵の雑炊は絶品でした。
それと特に何をされたわけでもないのですが、気配りが行き届いてる、
心地よさを随所に感じました。
そういえば入口で最初に案内してくれた年配の女性の応対が自然体で、
すばらしかったのを思い出しました。
おそらく老舗の良い伝統が受け継がれているのだろうと妻と話しました。
過ぎたるはなお及ばざるがごとし
最近押し気味のサービスをしばしば感じる私たちは
この言葉がとても含蓄のある言葉に思えます。
形だけではない、お客様に気持ちよく楽しんでもらいたいと思う気持ち、
店の誇りが、組織としてその当たり前の基準が高いように思いました。
我々もそうありたい。
残っていることには価値がある(古書と同じで)