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家具の扉ずれや隙間を解消するスライド丁番の調整方法【大事に使うために】

家具の扉ずれや隙間を解消するスライド丁番の調整方法

収納家具の扉などに使われているスライド丁番(蝶番)の調整方法をご紹介します。
普段使用している家具の扉のずれや不揃いな隙間に悩んでいる方に役立つテクニックを、実際に調整を行う様子と共に解説していきます。

プラスドライバー1つで簡単に調整できますので、家具のメンテナンスに関心のある方や扉のずれにお困りの方はぜひ挑戦してみてください。

目次

スライド丁番が付いた家具の調整方法

収納家具モジュール2 サイドボードを使ってスライド丁番(蝶番)の調整
モジュール2 サイドボードの販売ページはこちら

収納家具モジュール2 サイドボードを使用して、扉の調整方法を実際の様子と共にご紹介していきます。
丁番の仕様により調整時に移動する方向は異なりますので、お手持ちの家具の調整ねじを少し回して移動方向をご確認ください。

【注意】
隙間が大きい場合は設置している床面が水平でない可能性があるので、家具が水平になるように調整を行ってください。
向かって右側の扉がずれて下がっている場合は、右前脚あるいは左後脚に薄いベニヤ板などの敷板を敷いてください。
左側がずれている場合は、左前脚か右後脚に敷いてください。

左右方向の調整方法

正面から見て扉の位置が左右方向にずれている場合は、スライド丁番のかぶせ量調整ねじで調整が可能です。

丁番(蝶番)のかぶせ量調整ねじ

(1)の矢印の部分がかぶせ量調整ねじになります。
製品によりスライド丁番の仕様は多少異なりますが、丁番本体の前方のねじがかぶせ量調整ねじになります。

かぶせ量調整ねじを回している様子

このねじを右に回すと扉は右に移動し、左に回すと扉が左に移動します。

隙間が全体的に均一になるよう位置を合わせます。
複数の丁番が付いていますので、全て少しずつ調整を行って隙間が一定間隔になるよう調整してください。

丁番(蝶番)のかぶせ量左右調整前後の様子

調整前後の様子です。
左側の扉位置が右へ大きくずれていたことで隙間が無くなり開閉時に干渉していましたが、調整を行うことで適切な間隔になりました。

また、かぶせ量調整ねじを上下で異なる方向へ回転させることで、扉の傾きを調整することが可能です。

丁番(蝶番)のかぶせ量上下調整前後の様子

調整前後の様子です。
左側の扉が傾いているために上下で隙間が均一でなく、横方向のデザインも不揃いになっていましたが、上側の丁番を右に回し、下側の丁番を左に回すことで傾きが解消できました。

前後方向の調整方法

横から見たときに本体と扉の隙間が不揃いであったり、左右の扉の前後位置が異なっている場合は、スライド丁番の前後調整ねじで調整が可能です。

丁番(蝶番)の前後調整ねじ

(2)の矢印の部分が前後調整ねじになります。
こちらも製品により多少仕様が異なりますが、丁番本体の後方のねじが前後調整ねじになります。

前後調整ねじを回している様子

このねじを右に回すと扉は前方に移動し、左に回すと後方へ移動します。

本体と扉の隙間が均一になるよう位置を合わせます。
複数の丁番が付いていますので、全て少しずつ調整を行い、本体と扉の隙間が一定間隔になるよう調整してください。

丁番(蝶番)の調整前後の様子

調整前後の様子です。
前後に扉がずれていたことで本体との隙間に差が生じていましたが、調整を行うことで均一になりました。

【注意】
本体と扉の隙間が無くなるほど扉を後方まで動かすと、開閉時に本体と扉が干渉して故障の原因となりますのでご注意ください。

上下方向の調整方法

正面から見たときに左右の扉の高さが異なっている場合は、スライド丁番の上下調整ねじで調整が可能です。

丁番(蝶番)の上下調整ねじ

(3)の矢印の部分が上下調整ねじになります。
上下調整ねじは製品によってねじ位置が大きく異なりますので、取扱説明書などでご確認ください。

上下調整ねじを回している様子

このねじを右に回すと扉は上に移動し、左に回すと下に移動します。

左右の扉で高さが等しくなるよう位置を合わせます。
複数の丁番が付いていますので、全て少しずつ調整を行ってください。

丁番(蝶番)の上下調整前後の様子

調整前後の様子です。
上下に扉がずれていましたが、調整を行うことで同じ高さになり扉の上端が揃うようになりました。

【注意】
調整後に本体と扉が開閉の際に干渉している場合は、故障の原因となりますので干渉しないよう再調整ください。

ワンタッチ式丁番の扉脱着方法

ロックレバー

スライド丁番の後部にあるロックレバーを押し込むと、丁番本体がマウンティングプレートから外れます。
複数の丁番が付いている場合は、同様の手順を行うことで扉を本体から取り外すことができます。

マウンティングプレートの切り欠きに嵌め込んでいる様子

扉を取り付ける際は、スライド丁番をマウンティングプレートの切り欠き部分に被せるようにします。

丁番(蝶番)を押し込んでいる様子

その後、カチっと音がするまで押し込めば取付完了です。

取付完了後の様子

念のために丁番がマウンティングプレートにきちんと取付できているか、ガタつきがないかを確認してください。

3つ以上の丁番が付いている場合は、最上部の丁番から最下部、中間部の順に取付を行ってください。

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