朝から阿蘇へ向かい合気道、木剣の合同練習、そして午後から真剣での巻藁切り
西山先生と出会ったのは友人社長に誘われ 木剣を買い 福岡まで日帰りで稽古にいった2022年秋。その時は木剣と結びの体得が中心だった。
通算で今回13回目ぐらい。
合気道は今年から。1年以上ご無沙汰していて今年から再開したものの2,3回行っただけでほぼゴマメ状態だった。
道着も今年ようやく買ったがまだ体に馴染んでない。

真剣を使うのは2年前の夏合宿以来2回目。
あの時は苦しい時で 巻き藁切れたけど 切り口みても力みがかなりあった。
今回は以前に比べ力みがなく 切り口がきれいになった。
人生にも力みが消え ゆとりがでてきたかなと思う。
台も倒れてなかったし。
私だけ皆と逆の左袈裟斬りだったので 先生に「左利きですか?」と聞かれた。
2年前 木剣の稽古の時に 左の方が剣筋が安定してると上手な若者に言われ そのとおりだと思ったので当時左袈裟斬りで切った。
(学生時テニスしてたがバックハンドの方が安定して得意だった)
今回も左の方が安定してる気がしたのでそうしたが足が逆だった。。

温泉で汗を流し ゆたっと村に宿泊。
塾生でもある 「ぼくのお宿 風の音」さんが夕食のバーべQなどご用意してくれていた。
馬刺しから刺身、すきやきと超豪華でとてもおいしく かなり食べすぎた。



食事中も伊藤先生のトークに私と西山さんは大爆笑だった。
室内に入っても話が続き 私たちの周りだけ笑いの渦だった。
他の人は笑いのツボが違うようだった。
古民家に敷布団をしいて寝るので寒さを心配したが案外大丈夫だった。
次の日の朝 伊藤先生と外国人弟子は出発するので、見送りと朝食を食べに ぼくの宿へ。
彼らは ぼくの宿 に泊まっていて 独りの女性外人さんが朝食は要らないとおきてこなかったのに
出発5分前に降りてきて食事をとりだした。
他の人も動き出そうとしない。
日本人の見送りの人や車出す人の幾人かはやきもきしながら見ているので、私が伊藤先生の1番弟子で通訳でもある日本人男性に「もう出発なので食事終えるよう伝えた方が良いですよ」と言って彼がそうすると 「オーマイガー」と手振りを交えながら食事を終えていた。
その所作の自然さがおもしろく 笑いがこみあげた。
今回の外国の人たちは基本 時間にルーズだった。日本人が集団行動に長けてるのかもしれない。
その日の午前は 合気の技の練習だった。初心者の私は動きをなぞるだけで精一杯、なんとかそのとおり動けていたが もう覚えていない。が、それでいい。その時感じたエッセンスのようなものは感覚として残っている。
それに以前と違い 真剣なんだけど稽古を楽しんだ。
参加していた女性から 後日
「金谷さんと組ませていただいた時の、とても軽やかで柔らかい初めての感覚が、今でも記憶に残っています! また、ご一緒できます時を楽しみにしております。」
と連絡もらったのはよかった。
この人と組んでた時はけっこう笑いがあった。
今回も楽しく有意義な合宿だった。