今回ご紹介するコツをおさえると、一見難しく思われるものでも簡単に楽しむことができます。
インテリアのコーディネートに興味のある方、お困りの方はご紹介するコツを参考に、挑戦してみてはいかがでしょうか。
コーディネートのポイント
インテリアディスプレイ/コーディネートの基本
・飾るテーマを決める
・全体のバランスを取る
・基本色を極力3色までにする
・素材感を合わせる
・飾るテーマを決める
「好きなジャンル」、「こんなテイストにしたい」といった
モノを決めることでコーディネートが明確になり、
例えば「旅行でいった好きな場所」=「リゾート」などイメージすることで、
ディスプレイ/コーディネートの幅が広がります。
【※アンティーク家具にアウトドア家具をミックスした場合】
「アンティーク」など好きな方は好みのスタイルの物を一つ決めアクセントにし、
アイテムに合った小物を関連付けてコーディネートしても良いです。
テーマを決めると、飾る物が明確になるのでコーディネートがしやすくなり、
イメージが浮かんで楽しくなりますよ。
明らかにテーマから外れるアイテムは、使わないようにすることも大事です。
「好きなテーマが和も好きだけど、全然違うテイストも好き。」
と言って、あれもこれも飾ってしまうと、結果まとまりが無くなり、
統一感もなくごちゃごちゃした印象になります。
お気に入りの物を全部飾りたいという方は季節の模様替えのように、
一定の期間ごとにテーマを決めてディスプレイを変えるような工夫をする習慣を
つけてみるのも良いかもしれません。
・全体のバランスを取る
ただ好きな物を並べるのではなく、先程のようにテーマを決めた物や、
印象に残る物をアクセントにするのもコツの1つです。
ディスプレイ/コーディネートをする際は、
背景の壁やまわりの家具も意識して飾りましょう。
まわりの家具との相性も大事になります。
テイストを合わせて色や形とのバランスを取り、
壁面全体が1枚の絵になるように心がけます。
複数のものを飾るときは、色や大きさに強弱をつけて、
並べた時、全体を見て美しく見えるよう、
足し算/引き算のように足したり引いたり整えながらバランスを取ります。
バランスの取れたディスプレイは、
アイテムの点数が多くてもまとまり感がありキレイに見えますよ。
・基本色を極力3色までにする
好きな色だけで飾ると全体の色彩がバラバラになり、
調和のないディスプレイになってしまいます。
ディスプレイ/コーディネートする際の色は、
メインカラーとベースカラーに分け、
アクセントとして極力1色(多くて2色まで)を心掛けます。
お部屋をディスプレイ/コーディネートする際、
床・壁・ドアをベースカラーと考え、家具やカーテン/ラグなどをメインカラーと考えます。
飾る小物の色は、そのどちらかとトーンを合わせるとバランスがとても良いです。
そこにアクセントでもう1色加えれば鮮やかさが加わり、よりまわりが引き立ち、
また違った見え方がしたディスプレイ/コーディネートが楽しめます。
【※ベージュ系のメインカラーとウォールナットのベースカラーに
さし色のボルドーをアクセントにした場合】
いろんな色のトーンを選ぶとごちゃごちゃして何から合わせたら良いか?
わからないという方も、こういったやり方で試してはいかがでしょうか。
よく色の事で、暖色/寒色という言葉をお聞きした事はありませんか?
暖色系とは赤や黄色など暖かい色、寒色系は青などの冷たく感じる色のことを言います。
簡単な色の合わせ方としては、まず暖色系か寒色系のどちらかに決め、
同じ色の中でもトーンを変えたり、色を少し変えてみたりすることで、
組み合わせの幅が広がります。
極端に濃い色や鮮やかな色を使う場合は、キツさが目立ってしまう為、
1点だけでなく、何点か同じ色のものを揃え
グラデーションのようにするとまとまりが出ます。
また分量が均等だと色同士がぶつかり合い、
うるさい印象/落ち着かない印象になってしまうので、
色のトーンもできるだけ揃えて、
色数を抑えるようにすることも重要です。
では色の分量のバランスが難しくどうしたらいいでしょうか。
まず主軸になる色を決め、その主軸の色に近い物を多く使い、
主軸となる色の反対の色をさし色感覚で1~2色使うとバランスよく見えます。
色はお部屋の印象を変えるのに一番解り易い為、
色のバランスを考えるのが一番重要かもしれません。
【※全体的にナチュラルで統一した中にアクセントとして反対色のブラックで引き締めた場合】
・素材感を合わせる
コーディネートの際、白やベージュなどナチュラルでシンプルな色でまとめる時は
異素材を使い素材感が違うものをミックスするだけで印象がぐっと変わります。
またディスプレイでも同様で、同じ色でも生地を生成りや
小物では白い陶器やガラスなど素材をまとめることで統一感が生まれ、
雰囲気が出ます。
ディスプレイに慣れていない場合は、
色を3色位で極力抑え、素材感で遊び心を入れてみてはいかがでしょうか。
その時の注意点としては、
素材をある程度統一するとまとまりのあるディスプレイになります。
【※素材をガラスで統一しディスプレイした場合】
様々な素材がある場合は上手に並べないと、
ディスプレイが雑然としたつまらない印象になってしまいます。
逆にある程度素材を絞り統一すれば、
いろんな物を置いてもまとまり感が出てディスプレイを楽しんで頂けますよ。
単調にただ置くのではなく、
リズムを付けて少しずらして置いてみるのも動きが出て、立体的に見えます。
今回はガラスの透明感を意識した抜け感と花でディスプレイしました。
植物は四季を感じる事が出来るので、季節ごとに替えてみるのも良いですね。
【※ウッドで素材感を統一したコーディネートでスッキリとした印象になりました】
いかがだったでしょうか。上記のポイントとなる4点を試してみるだけで、
今のお部屋もグッと印象が変わると思います。
大阪マルキン家具でも他では見ない小物がディスプレイしておりますので、
見て頂くだけでも楽しいですよ。
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