快適な暮らしや健康の基本は座り心地とダイニングテーブルと椅子との高さのバランスから。
場面に応じたちょうどいい高さをお伝えします。テーブルの天板と椅子 座面の高さとの差を「差尺」といいます。
一般的に言われている計算は ↓↓
差尺(cm)=(身長×0.55)÷3-2(または-3)
※最後の 「マイナス2」は食事など少しくつろいだ時のもの。
書きものやパソコン作業などをする場合は、マイナスはしないで差尺を多めに取ると作業がしやすいです。
上の写真の例でいえば、身長163cmのスタッフだと(163×0.55)÷3-2= 27.8…
27、28センチが理想的な差尺ということになります。
写真の差尺は27cmになります。
※個人の好みもありますので、あくまで目安になります。
上記計算式で算出すると
身長150cmの人 差尺:25.5cm
身長155cmの人 差尺:26.4cm
身長160cmの人 差尺:27.3cm
身長170cmの人 差尺:29.2cm
身長175cmの人 差尺:30.0cm
身長180cmの人 差尺:31.0cm
になります。
感覚は個人差もありますので 結局のところ
ダイニングテーブル(69~74cm)で食事をする時の最適な高さ・差尺は27~30cm内でご自身がフィットする高さ になります。
(沈み込むソファチェアの場合は2,3cm差尺を短くします)
テーブルと椅子の間の距離はできるだけ短くすることを姿勢の観点からオススメします。
カウンターテーブルとカウンターチェアの時の差尺も同様に 27~30cm内でご自身がフィットする高さをオススメします。
近年多くなったダイニングテーブル・チェアにソファの寛ぎを求めた低めのLDテーブル(高さ65cm前後)の場合
ソファ兼用をイメージしソファ的なベンチと合わせることも多いLDテーブル。
LD用の椅子もくつろぐことを考慮しやや背がねてる(背座の角度が広い)ことが多いため、前述の差尺より短めの25~27cmが適切です。
テーブルとチェアの座面の高さの差が小さすぎると…
▲ 差尺が20cmの場合。ものすごーく窮屈です!
テーブルとチェアの座面の高さの差がが大きすぎると…
▲ 差尺が34cmの場合。
腕を上げながら食事をするので肩がこりそう。。
テーブルの奥のモノは取りにくそうですし、お茶碗を上げるのに違和感がありますね。
テーブル幕板にも気を付けて!
▲ 差尺26cm - 幕板7.6cm。
幕板があると窮屈な感じがし 足を組むのが少し辛い…。
(足を組まない方が健康上良いのですが・・笑)
ご家族(子供と大人など使う人たち)で身長差がある場合
ダイニングテーブルは家族など複数人で使うもの。それぞれ身長が違うので目安の範囲内でみんなに負担のないちょうどいい高さに合わせましょう。
ただ身長差がある場合 多少椅子の高さを変える必要があります。
同じ椅子でそろえる場合 脚カットをするかフェルト等で高さを上げるかの2つです。
ただフェルト等で脚を長くするとしても10mmが限度でしょう。
当店では購入前に座面高さが選べる国産椅子を取り扱いしています。(1部高さが選べない椅子も表記されています)
「ご家族で身長差が大きい場合、背の高い方を基準に家具を決めるのが基本
背の低い人は座布団を敷く・厚底のスリッパを履くなどして対応しましょう」
と一般的によく言われています。
お子様が大人に合わせるのは当然として、それ以外の場合は本当にそうでしょうか?
接客をしていて、 背の低い人が身体に合っていない椅子をお使いになり
「足が床に届かない」「椅子に深く腰掛けられず すぐ疲れてしまう」 という声をよく耳にします。
大阪マルキン家具では ご家族で身長差が大きい場合、背の低い方を優先的に合わせて家具を決める よう勧めています。
それぞれに合った椅子を選び 背の低い方 優先でテーブルの高さを決めます。
背の高い人はテーブルが低く感じますが、逆の場合に比べ負担はそれほどありません。
大阪マルキン家具では、このようなお客様に最適なチェアとテーブルを 1脚ずつ確認しながら親身にお選びしています。
その為にもセレクトしたチェアを100脚以上テーブルも多数展示しています。
ご自身にフィットするダイニングテーブル・チェアをお探しの方はご来店ください。
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また、「ZOOMなどによるオンライン相談」も可能です。
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