おかげさまで 今期 最高売上を達成することができました。
皆でお祝いしようと スタッフたちとフレンチのコースディナーへ。
今回は私の師匠にもスペシャルゲストでご参加いただきました。
ソムリエが勧めてくれたブルーのスパークリングで乾杯。
このお店は私が30代のときによく使っていたお店で 来店するのは かなり久しぶりでしたが
期待にたがわぬ料理で大満足でした。
お任せコースをお願いしたところ 3大珍味を網羅した内容で、皆 とても喜んで食してくれ
よかったです。
それに 料理が美味しいのはもちろんのこと、ソムリエが勧めるワインが料理にとても合い
マリアージュとは まさにこのことかなと感じました。
このバッチをいっぱいつけたソムリエさんの応対が的確でおもしろく、 最高でした。
師から 「接客はエンターテイメントやで」
と教えられましたが、彼が それを体現していました。
スタッフ達も 美味しいお食事に加え、 最高の接客を体感することができ、
実りの多い祝いの会になりました。
ただとても残念なこともありました。
最初についた老ウェイター、この人数なのにグラスワインを執拗にすすめ ワインリストを
求めると立ち去り無視するという酷い対応だったので、私も立ち上がって、
信頼できそうなソムリエさんに、 ワインリストをもってくるよう求めました。
せっかくのお祝いの席が台無しになるところを彼が救ってくれ 、気持ちよく食事を
していたのですが、
最後、問題の老人が小さい焼き菓子を給仕しするとき お皿を投げて置き、
皆 色めきだってしまいました。
あまりに失礼なので 最後 ソムリエさんに彼は何者なのか、他のスタッフは
どう思っているのか尋ねました。
まあ 当たり障りのない返答がかえってきましたが。。
現場で何が起こっているか。
経営者(オーナー)はおそらくわかってないのでしょう。
せっかくの素晴らしいお料理も ソムリエさんらの素晴らしい対応も たった1人の言動で
台無しになる。
もったいないことです。
そして自社で こういうことが起こっていないか、
チームとして自己浄化作用が働いているか、
常にわが身を振り返りながら、さらにスタッフ達と良い場をつくっていこうと
改めて思いました。
スタッフ達も一人のスタッフが引き起こす影響の大きさを、かなりの衝撃で受けとめて
いました。(良いお店になればなるほど その衝撃が大きくなります)
人財育成の観点にたって考えると 今回の食事会は なかなか出会えない極端な
2つの事例を美味しい料理とともに体験できた、すばらしい食事会でした。
そしてそう思えるのも、 この老人を差し引いても また来たいと思わせるほど
ソムリエさんの接客と料理が最高だったからです。
突き抜けるほどのサービスって スゴイですね。
9月生まれの店長の誕生日お祝いもしてもらいました。
デザートが来る前です。。
最後 店を出るとき、入り口で老人が居眠りしてました。。
お見送りの役目だったのでしょうが・・
私がソムリエさんに言ったことが伝わり、次回 気持ちよく食事できることを願いながら
帰路につきました。