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でんでんタウン 町内について思う

昨日 町内会・元会長(地元の名士)のお別れ会(葬儀)に参列した。
故人の大阪中華学校時代からのご友人の弔辞に、

「私たちのあこがれの地 でんでんタウンでお店を創業され」

といわれたことが耳に残った。

 

1960年代のでんでんタウン

 
当時の機械工作好きの人たちの特別な場所だとは容易に想像できることだが、
地元のことを 「あこがれ」という言葉で形容されたのは とても新鮮だった。

今の街は別のオタクの街になっているが、なにかで尖がってることは良いことだと思う。
ただ「あこがれ」られているかな。。

もう一つ心に残ったのは王維の詩を日本語と中国語で朗読されたこと。
たぶん「君に勧む 更に尽くせ一杯の酒」だったように思う。

このような生涯の友を持たれた人の人生はすばらしいものだったのではないかと
思えてならない。
自分が死ぬ時のことを 想像させてもらえた。

自分や周りの人たちが、己の人生に  「善し」 と言えるよう、楽しみながら 仕事と自分自身を深めつつ
生を全うしていきたい。

 
写真は3/18 マルキン家具 店前の堺筋で催される恒例のストリートフェスタ。

上海出身のスタッフが撮影してくれたものです。彼女もこのイベントを知っていました。
海外でも認知されてるのなら うれしいことですね。

これから この街がどう変貌して行くのか。
街で営む者として 傍観者ではいけないなと 思いました。

この記事を書いた人

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