ここでは、家具屋が考える昇降式テーブルのメリットとデメリット・後悔しないためのポイントをご紹介します。
昇降式テーブルのメリット
・高さを調整することでシチュエーションによって使い分けができる。
作業をする時はお食事の時より少し高く設定するなど、その時々に応じた高さで快適に過ごせることができます。
また、普段はダイニングテーブルとして使用し、来客時にはリビングに移動させてソファの高さに合わせてカフェテーブルのように使うといった使い方もできます。
・一般的なサイズ外でも自分好みの高さにすることができる。
国内で販売されているダイニングテーブルの高さはおおよそ70~72cm。
LDタイプと呼ばれる低めのテーブルは60cm~65cmの高さが多く、ローテーブルの高さは30~40cmが一般的です。
上記以外のサイズは意外と見つかりにくく、かといってオーダーすると高額になる場合も。
その点、昇降式テーブルであれば調整ができるため、お好みの高さのテーブルがなかなか見つからない…といった場合は昇降式テーブルを候補にいれると選択肢が広がります。
昇降式テーブルを選ぶ際のポイントは、脚の形状と昇降の仕様
選ぶ際のポイントとしては脚の形状や昇降の仕様がご使用の用途とマッチングしているかを確認しながら選ぶとよいでしょう。
・脚の形状 1本脚タイプ
中央の一本脚が昇降するタイプは見た目がスッキリとしていて、どの方向からでも座りやすいのが特徴です。
反面、立ち上がる時などに天板端に手をついて立ち上がる場合は、多少ぐらつく可能性があります。
ガス・もしくは油圧シリンダーで昇降するタイプは、他タイプに比べて昇降幅が狭い場合も。
足元のペダルを踏んで調整するタイプは両手を使って調整ができるので比較的スムーズに調整ができます。
・脚の形状 エックス脚タイプ
脚がクロスした形状のエックス脚タイプは可動幅が広く、最大限低くした場合はかなり薄くすることができます。
当店で取り扱いのエックス脚の昇降式テーブルの高さは24cm。小さなお子様のいるご家庭の座卓替わりにも使える高さです。
キャスターもついているために使わない時は畳んで収納可能です。
脚の開閉幅と高さが連動します。テーブルの脚に足がぶつかり、足が伸ばせない場合もあるため、
テーブル脚の脚間・天板と脚それぞれの奥行の出幅にでどれくらいの距離で座れるか確認するとよいでしょう。
昇降の際は、天板近くのレバーを操作しながら調整するタイプが多いようです。その場合、片手のみで高さを調整します。
・脚の形状 4本脚タイプ
主に福祉・介護用などの用途で使用されることが多い形状です。
他のタイプに比べて安定感が高く、天板の四隅に脚を付けた場合は短辺にも座れるため、テーブルとしての使い勝手よい反面、
調整の際は4本の脚それぞれを高さを変更する必要があります。
そのため数センチピッチでの調整するタイプが多く、他のタイプに比べて調整幅が狭まります。
・昇降の仕様 手動
レバーやペダルなどと一緒に手動で調整する従来のタイプ。
操作の際にどれくらいの力が必要か等、操作性を事前に確認することをおすすめします。
・昇降の仕様 電動
ボタンを押すだけで操作ができる電動タイプ。高さを記録できる機能がある製品もあります。
電源につなぐ必要がありますが、力の弱い方でも簡単に調整が可能です。
一定の高さになると停止する・物に当たると止まる・イタズラ防止用のロック等の機能を事前に確認することをおすすめします。
高さの調整は、無段階調整か数センチ刻みノピッチになっているかどうかも併せてご確認ください。
・保障の有無
昇降部分が壊れた場合どのような対応になるのか予め確認しておくと、万一の際にもトラブルを避けやすくなります。
昇降式テーブルのデメリット
・価格が高い
・使い勝手が悪い場合がある。
昇降機能がある分、通常のテーブルに比べると割高になる場合があります。
昇降に手間がかかったり、想定よりも使い勝手がわるい場合、結局あまり使わなくなることも考えられますので、
後悔しないためにも脚の形状や操作方法等をチェックして、ご希望に合う昇降テーブルをお選びください。
大阪マルキン家具では、2023年12月現在、下記の昇降式テーブルを展示しておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ、ご来店ください。
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